
8日に行われたプレミアリーグ第30節で、14位ウルヴァ―ハンプトン(ウルヴス)は11位チェルシーとホームで対戦した。
プレミアリーグで直近3試合勝利のないウルヴスは、残留争いに向けて勝点3が欲しいところ。一方、今季リーグ戦で不振に陥っているチェルシーにとっては、6日に就任したばかりのフランク・ランパード暫定監督が指揮を執る初めての試合となる。お互いに悪い流れを断ち切りたい2チームの対戦となった。
【スコア】
ウルヴァ―ハンプトン 1-0 チェルシー
【得点者】
1-0 31分 マテウス・ヌネス(ウルヴァ―ハンプトン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/33066afbc8c4771aab94432acc09a003d3c7d0d7
先制点を決めたMFマテウス・ヌネス

試合開始のホイッスル直後からゲームは膠着状態に。お互いに敵陣ゴール前までボールを運べず、有効なチャンスを作り出せないまま迎えた31分、衝撃的なゴールにより均衡が破れる。左サイドからのクロスのこぼれ球を拾ったウルヴスMFマテウス・ヌネスがペナルティエリア(PA)右からダイレクトで右足を一閃。鋭いシュートが逆サイドのサイドネットに突き刺さった。
追いかける展開になったチェルシーは42分、FWジョアン・フェリックスがPA外から放ったシュートはGKジョゼ・サの正面を突き、前半は1-0で終了。ホームチームのリードで折り返した。
後半に入ると試合は一転、両チームともカウンターを打ち合うオープンな展開に。しかし、お互い多くのシュートを打つもののチャンスをものにすることができない。85分にはDFリース・ジェームズの右サイドからのクロスに、代わって入ったFWピエール・エメリク・オーバメヤンが至近距離から合わせるが、ウルヴスDF陣の身体を張った守備に阻まれる。
結局、後半もスコアは動かず、1ー0で試合終了。チェルシーは試合終盤にかけて、久しぶりに先発出場を果たしたMFコナー・ギャラガーを起点に立て続けにチャンスを作り出したが、1点が遠かった。