「日本の真珠をあまりに安く、慌てて売却した」「ミスを犯した」久保建英を手放したマドリーの“失策”をスペイン紙が糾弾 | footcalcio

「日本の真珠をあまりに安く、慌てて売却した」「ミスを犯した」久保建英を手放したマドリーの“失策”をスペイン紙が糾弾

久保建英

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久保建英を手放したのは失策だった。そう指摘している。

スペインの『El Confidencial』紙は7月4日、レアル・ソシエダで大ブレイクをした久保建英に関する記事を掲載。バルセロナにもレアル・マドリーに在籍していたキャリアに注目しつつ、才能を見出せなかった“白い巨人”を批判している。

「マドリーはいつかトップチームのユニホームを着せると約束したが、それは果たされなかった。彼らは、スポーツよりも商業的な側面を見ていた。彼を誘惑したが、約束に従うための事実を決して見せなかった」

https://news.yahoo.co.jp/articles/25b6999b553e473512b5266fe1591eed9978cb19

「今頃、アンチェロッティのチームにいたかもしれない」

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同紙は、「クラブのウェブサイトでの投票で彼をチームのMVPに選出するほどレアル・ソシエダのファンを熱狂させた若者の管理において、マドリーのバルサもミスを犯した」と指摘。マドリーが昨夏にわずか600ユーロ(約9億円)でソシエダに売却してしまった判断を糾弾している。

「日本人は最高の予想さえも上回っており、ソシエダがマドリーに払った600万ユーロはすでにお買い得だと考えられている。(マドリーの)フロレンティーノ・ペレス会長も右腕のホセ・アンヘル・サンチェスも移籍条件の交渉において十分でなかった」

記事は「レアル・マドリーはすぐに現金を手に入れ、600万ユーロで決済し、買い戻しオプションを残さなかった。残していれば、クボは今頃(マドリーのカルロ・)アンチェロッティのチームに加われたかもしれない。イタリア人指揮官はこの選手を愛している。契約を維持することもできたはずだ。あるいはサン・セバスティアンのチームで価値を高めた後に売却して、より大きなビジネスを成し遂げることもできたはずだ」と主張。さらに、こう見解を続けている。

「レンタルでチームを渡り歩くことにうんざりし、レアル・マドリーでの将来がはっきりしないことにうんざりしていたクボが、イマノル・アルグアシルの攻撃的で派手なサッカーに溶け込むのは簡単だった。彼は信頼を求めていた」

『El Confidencial』紙は「マドリーの選手たちは彼の才能と仕事ぶりを高く評価し、プレシーズンではその卓越した競争力で注目を集めた。マドリーは日本の真珠をあまりにも安く、買い戻しのオプションを確保せずに慌てて売却してしまった」と結論付けている。

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2022-23シーズンのマドリー戦では決勝ゴールを決めた久保。ぺレス会長はほぞを噛む思いだったかもしれない。
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