デンベレがPSG移籍を望む理由は…西紙「チャビがいるために残留希望だった。だがクラブ内に自分を売りたい人間がいることを感じていた」

獲得興味・噂

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パリ・サンジェルマン(PSG)移籍を希望しているというバルセロナFWウスマン・デンベレだが、その理由は何なのだろうか? スペイン『ムンド・デポルティボ』が解説している。

バルセロナでプレーし続ける考えとされていたデンベレだが、ここに来て事態が急変。現在はPSG移籍を希望していると報じられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6a979a456b21b52535b56741f827c1cf02f5846

両クラブの交渉が開始された模様

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『ムンド・デポルティボ』曰く、デンベレにはこの夏を迎えるまで、もっと言えばPSGから興味を示されるまでバルセロナでプレーし続ける意思があったという。同選手はチャビ・エルナンデス監督及びそのコーチングスタッフから寄せられる絶対的な信頼に満足感を得ており、バルセロナと2024年まで結ぶ契約を延長する考えだったようだ。加えて以前は険悪だったデンベレ代理人ムサ・シッソコ氏と、ジョアン・ラポルタ会長&マテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)の関係も劇的に改善されていたとみられる。

だが『ムンド・デポルティボ』が選手に近しい関係者から聞きつけたという情報によれば、7月1日となってそうした円満な空気は変化していったとのこと。その発端は、今夏よりバルセロナのスポーツ部門で働き始めたデコSD(スポーツディレクター)の存在にあったとみられる。デンベレ及びムサ・シッソコ氏はデコSDと契約延長交渉に取り組み、フラストレーションや失望、不信感を募らせていったという。デコSDが元代理人で、自身とポジションや出場時間を争うFWハフィーニャを担当していたことも影響していたようだ。

デンベレはまた、財政難に陥るバルセロナの内部に、自身の売却を望む人間がいることを感じ取っていたとされる。バルセロナはほかの売却可能な選手にオファーが届かず焦りを募らせていたとされるが、PSGのように興味を持つクラブが存在し、移籍金の減価償却も終了しているデンベレの売却に旨味を感じている関係者が存在するのかもしれない。

『ムンド・デポルティボ』は加えて、バルセロナ側の方針についても報道。デンベレの契約解除金が5000万ユーロから1億ユーロまで引き上げられる8月1日以降、選手が移籍を希望する場合には、他クラブとの交渉に臨む考えがあることを記している。また契約解除金の5000万ユーロが支払われればバルセロナとデンベレ側で折半するという話だったが、バルセロナはムサ・シッソコ氏から2500万ユーロを受け取る権利を放棄すると以前に伝えられており、その約束が守られることを信じているという。

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バルセロナのアメリカツアーに帯同しているデンベレは、これからチームとともにダラスからラスベガスへ移動する予定だが、水曜に行われる同ツアー最終戦ミラン戦に参加する可能性は極めて低い模様。

コメント

  1. 名無し より:

    > バルセロナはムサ・シッソコ氏から2500万ユーロを受け取る権利を放棄すると以前に伝えられており、その約束が守られることを信じているという。
    信じているw
    いや、真面目にこのクラブには知能指数が低い人間しかおらんのか?

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