ラツィオ、終盤のベシーノ弾でアタランタとの接戦を制す! 鎌田大地は64分からピッチへ | footcalcio

ラツィオ、終盤のベシーノ弾でアタランタとの接戦を制す! 鎌田大地は64分からピッチへ

鎌田大地セリエA

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セリエA第8節が8日に行われ、ラツィオとアタランタが対戦した。

ラツィオは今季開幕からなかなか調子が上がってこない。セリエAでは7試合を消化した段階で2勝1分4敗と負け越している。だが、チャンピオンズリーグ(CL)では無敗をキープ。初陣のアトレティコ・マドリード戦は“守護神”のGKイヴァン・プロヴェデルが後半アディショナルタイムに劇的同点ゴールを挙げてドローに持ち込むと、2戦目のセルティック戦でも試合終了間際にペドロがヘディングシュートを沈め、2-1で白星を飾った。今節ホームに迎えるのは、セリエAで4勝1分2敗とまずまずのスタートを切っているアタランタ。ヨーロッパリーグ(EL)でも2連勝を飾っており、チーム状態は決して悪くない。セリエAでは2試合ぶりの勝利を目指し、ラツィオの本拠地『スタディオ・オリンピコ』に乗り込む。

この日のラツィオの中盤はアンカーポジションにニコロ・ロヴェッラが入り、インサイドハーフはルイス・アルベルトとマテオ・ゲンドゥージという組み合わせに。鎌田大地は4日に行われたCLのセルティック戦で先発していたが、セリエAでは4試合連続のベンチスタートとなった。一方、アタランタはセアド・コラシナツ、マリオ・パシャリッチ、ジャンルカ・スカマッカという面々が先発に名を連ねている。

【スコア】

ラツィオ 3-2 アタランタ

【得点者】

1-0 5分 シャルル・デ・ケテラーレ(OG/ラツィオ)

2-0 11分 バレンティン・カステジャーノス(ラツィオ)

2-1 33分 エデルソン(アタランタ)

2-2 63分 セアド・コラシナツ(アタランタ)

3-2 83分 マティアス・ベシーノ(ラツィオ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae87e2426a5fe83cb4ed3ffe2235fed282b3dbd5

鎌田大地は後半途中に出場

試合は立ち上がりの5分に動く。ラツィオは左コーナーキックを獲得すると、L・アルベルトが右足でゴール前のエリアに鋭いボールを蹴り込む。ニアサイドに入り込んだ選手たちには合わなかったものの、このボールがシャルル・デ・ケテラーレに当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールでラツィオが先手を取った。

勢いに乗ったラツィオは続く12分、GKイヴァン・プロヴェデルからのパスをL・アルベルトがスルーし、待っていたマッティア・ザッカーニが中央から右サイドへ展開。抜けてきたフェリペ・アンデルソンが中央へ折り返すと、最後はファーサイドに走り込んでいたバレンティン・カステジャーノスが右足で押し込んだ。負傷の影響でこの日はメンバー外となったチーロ・インモービレに代わって先発に入ったカステジャーノスが今夏の加入後セリエAで初ゴールを挙げ、ラツィオがリードを広げた。

攻撃の手を緩めないラツィオは18分にもチャンスを迎えたが、ゲンドゥージの放ったシュートはクロスバーに嫌われる。アタランタはなかなか決定機を作ることができなかったが、時間の経過とともにリズムを掴んでいくと、33分には敵陣でクリアボールを拾ったマッテオ・ルッジェーリが時間をかけずにクロスボールを供給。ボックス内で競り勝ったエデルソンが頭でゴールに叩き込み、1点を返した。

その後スコアに動きはなく、前半はラツィオの1点リードで終了。後半に入ると、ラツィオは56分にL・アルベルトとザッカーニを下げてマティアス・ベシーノとペドロを投入する。すると59分にこの2人が大仕事。自陣でボールを奪ったベシーノが敵陣背後のスペースへロングボールを蹴り込むと、抜け出したペドロがGKと1対1のチャンスを迎える。右足で冷静にゴールネットを揺らしたが、ここはオフサイドのため得点は認められなかった。

対するアタランタは63分、左コーナーキックを獲得。ルッジェーリがショートへ繋ぎ、待っていたトゥーン・コープマイネルスが左足でクロスボールを送ると、ファーサイドでジャンプしたコラシナツがヘディングシュートを沈める。アタランタがセットプレーを結果に結び付け、試合を振り出しに戻した。

2点リードから同点に追い付かれたラツィオは64分、ゲンドゥージに代えて鎌田を投入する。攻撃的な布陣にシフトすると、73分には左サイドをドリブルで前進したペドロからのクロスボールを、ゴール前に飛び込んだ鎌田が頭で合わせたが、シュートはGKの正面となった。

ホームでこれ以上勝ち点を落とすわけにはいかないラツィオは83分、敵陣右サイド内側のスペースで前を向いたアダム・マルシッチが右足でクロスボールを送ると、ファーサイドで競り勝ったカステジャーノスが頭で折り返し、最後は3人目の動きでボックス内に走り込んでいたベシーノが右足でジャンピングボレーを叩き込んだ。ラツィオが終盤で勝ち越しに成功し、試合はこのままタイムアップを迎えた。

最高の試合の入りを見せた後、1度は同点に追い付かれたラツィオだったが、ベシーノの劇的な決勝ゴールによりセリエAで2試合ぶりの白星を手にした。CLも含めた公式戦、そしてホームゲームでは2連勝を飾っている。一方のアタランタは終盤に力尽き、セリエAで4試合ぶりの黒星を喫した。

次節はインターナショナルマッチウィーク明けの開催となる。ラツィオは21日に敵地でサッスオーロと、アタランタは22日にホームでジェノアと、それぞれ対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    鎌田の特徴をサッリが理解してきた感じはする
    悪く言うと適正がLアルベルトと被り左IHの控えになっちまうんだけど
    チームがLアルベルトを活かすサッカーしてるから
    そこの代わりに入るとボールが苦し鎌田もガンガン行けるね
    後インモーからリーガから来たFWに代わって明らかに攻撃は改善された

  2. 名無し より:

    ミラクルベシーノ出たか

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