浅野拓磨は「ボーフム、やばいね」「ほんまに1対1だね」と戦術で驚かれ、降格圏にいても「どうにでもなる」 | footcalcio

浅野拓磨は「ボーフム、やばいね」「ほんまに1対1だね」と戦術で驚かれ、降格圏にいても「どうにでもなる」

浅野拓磨

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カタールワールドカップと今年9月の親善試合──ふたつのドイツ戦で得点を挙げた浅野拓磨。所属するボーフムでもケヴィン・シュテーガーと並びチーム最多のリーグ7戦2ゴールを挙げて好調……ではあるのだが、チームとしては難しい状況でもある。

チームはここまで4分3敗と未勝利で、総得点は5得点。つまり、浅野とシュテーガーが2ゴールを挙げた以外にアントニー・ルジアが1点を決めただけ、というなかなかの寂しさだ。最下位は免れているものの16位と降格圏に沈んだまま、今季2度目のインターナショナルマッチウィークを迎えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2258e54326a8af3bb0cd8466c14e991c55f79ba3

浅野拓磨は10月の日本代表戦でもゴールで主役になる?

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この現実に対し、浅野はせつないことを言う。

「まぁ、ボーフムは間違いなくシーズン始まる前から残留争いするだろうな、というのは思っていました。チームとしてそんなに力があるわけではないと、僕も自負しています。

まずはひとりひとり、100パーセントで自分のやるべきことに集中して、ピッチで表現しようとしないと。当たり前ですけど(そうでないと)ブンデスのレベルで勝っていくことはできない。『自分たちはチャレンジャー』という精神が絶対に必要かなと思います」

昨季もギリギリで残留したボーフムにおいて、浅野は「今季も同じことになるだろう」と、はなから認めたうえで戦いを挑んでいるのだ。

ボーフムのトーマス・レッチ監督が基本的に採用しているのはオールコート──全ポジション、マンツーマンで相手を見る守備だ。めったに見ない戦術だ。

「日本人選手とプレーすると、いつも『ボーフム、やばいね』『ほんまに1対1だね』とみんな僕に言ってくるくらい、相当びっくりしているというか……。それだけ、こういうサッカーはそんなにないということだと思います」

浅野はそのレア度を説明する。

「ひとりがひとりを見る」ということは、対峙する相手にさえ負けなければいいという話ではあるが、一箇所やられてしまうと、そのあとすべてが崩れてしまうリスクも同時に抱えている。

「僕らも『ハマったらやれる』という自信はある。その経験もあるし、そこは間違いなく自信は持っていい。ですけど、うまくいっていないと感じた時にチームとしてどうするか、というのは必要かなと思います」

とはいえ、一箇所破られた場合の次の手があればいい話なのだが、マンツーマンにこだわるからなのか、どうにもうまくいかないのが今のボーフムだ。

「練習で監督が求めていることは全員やれていますし、それがハマった時のボーフムはすごいいいサッカーをする。これまでも、相手が強くても──バイエルン相手でもドルトムント相手でも、それがハマってしまうと僕らのサッカーができちゃうので。

そのイメージを100パーセント、持ってしまっているからこそ、それがハマらなかった時にどうするか。チームとしての選択肢がないのかなって」

かといって、それを考えるのは決して選手の役割ではない。

「海外というかサッカーって全世界そうかもわからないですけど、日本と比べてこっち(ドイツ)のサッカーは『監督の言うことをどう表現するか』が一番大事になってくる。戦術は監督、みたいなところがある」

まずはチームとしての方向性を指揮官に提示してもらわないと、選手は力を発揮しようがない。とはいえ話を聞くかぎり、浅野は現在のマンツーマン戦術に対して否定的ではなく、いかに前進させるかを示してほしいと思っているようだ。

いち選手としては八方塞がりにも思えるが、浅野は決してそんなこともないという。

「今シーズンの入りは悪くなかったかなと思っています。チームとしても個人的にも。みんな当たり前ですけど、監督に言われていることをやる。それが結果に出ないと自信を持てなくなるとか、監督を疑い始めるのは当たり前のこと。

僕はここで3年目ですけど、今年も含めて残留争いをするチームだと思っているので、今の状況は当たり前かなと。それに対してネガティブな気持ちはないです。去年も6節終了時で勝ち点ゼロだったので。それに比べたら今は勝ち点が3あるし(現時点は4)、去年は6試合目でケガしちゃったんですけどね」

思い起こせば、浅野は昨年9月に負傷し、11月下旬のワールドカップ本番まで1試合もプレーしないままカタール入り。直前の親善試合・カナダ戦で45分間プレーしただけで初戦のドイツ戦を迎えたのだった。

それに比べれば、チームとしては勝ち点もあり、両脚は万全。悪くはない状況だ。

「いい状況というか、全然、どうにでもなるっすね」

そう話す浅野は明るく、力強かった。

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これまで多くのシュートを外してきた浅野だが、勝負強さなのか、運なのか、ワールドカップ予選や本大会で日本代表を助けるゴールを決めてきているのは、もしかしたら日常のこうした厳しさがひと役買っているのかもしれない。

コメント

  1. 名無し より:

    森保が手放せないメンタリティ

  2. 名無し より:

    武骨な感じがすき

  3. 名無し より:

    野人世代におったら一番手選手やったろうなこういうギャンブル系の選手。100分の1が当たれば。

  4. 名無し より:

    2年目で4分3敗スタートって、それもう戦術的に無理なのでは。そもそも各ポジションで上回れないんじゃ…

  5. 名無し より:

    全ポジションマンツーマンて現代サッカーじゃありえんだろ
    監督変えろよ

  6. 名無し より:

    ボーフムの目標はブンデスの収益を確保することなんだろう
    それならば失敗してない
    ましてや化物が台頭した今季でボーフムに中位は無理!w

  7. 名無し より:

    オールコートマンツーはロマンすぎる・・・ある意味原点回帰なのか?

  8. 名無し より:

    (自負の使い方間違ってない……?)
    粘り腰のあるチームは自分がサポーターだったら割と不満無いと思うわ
    しかしそんな戦術?あるんだねえ

  9. 名無し より:

    オールコートマンツーマンてバスケの戦術だと思ってた。
    サッカーの広いピッチでそんなの出来るのか。

  10. 名無し より:

    金があって個の能力が高い選手を集められるクラブがそれをやるのは百歩譲ってまだわかる
    リーグで降格争いしてる弱小チームの選手でそれやって勝てる見込みどれくらいあるんだろうな

  11. 名無し より:

    >>1
    一度も勝てて無いのに、何が「ハマったらいいサッカーをする」なんだろうな?
    90分超いいサッカーして結果に繋げるから強いチームと認められるんだし、
    結果が出ないのは実力不足でやれてないか、やってる事が間違ってるかのどちらかだろう。負けは必然やで。

  12. 名無し より:

    >>9
    普通にあるよ。少ないが。ビエルサなんかは世界的に有名でしょ。
    Jでも完全なマンツーでは無いけど、ミシャとかオシムとかが取り入れてるし。

  13. 名無し より:

    >>11
    いちいち否定から入るからそんな考えなんだよ
    監督批判にならないように話してるのがわからないな?

  14. 名無し より:

    部活サッカーかよ!
    監督「細かい事はお前等で何とか決めろよ」

  15. 名無し より:

    >>10
    ドン引き守備からの縦ポンカウンターだからゾーンよりよっぽどマンマークが理にかなってるぞ。ドン引きしてせっかくスペース埋めてるのにゾーンにするとマークの受け渡しでミスが出る。めちゃくちゃブロッ、ク敷いてホフマンに当てたり浅野に放り込んでカウンターだからボーフムのチーム走行距離は去年も低かったけど今年も最低。
    全試合引き分け上等で戦ってる。

  16. 名無し より:

    >>7
    オールコートなわけないだろw試合見てないなあ。
    ブロッ、クを低めに敷いてそのラインに入ってきたら完全にマンツー。541、442、5-5-0でやってる。
    サッカーでオールコートなんてやったら30分も持たない。

  17. 名無し より:

    いや浅野入れてるからこれしかできないんだよw
    ここは監督の手腕で引き分けの勝ち点もぎとることで残留目指してる
    ボール納められないゴール期待値も低い選手が入るんだし
    浅野のプレスって単発で連動のないものだから戦術として構成しにくい
    だから10人+浅野みたいになる試合がかなり多い
    それを本人は『ハマったらやれる』って勝手にとらえてるんだよ
    完全に監督と守備陣が中心のクラブです

  18. 名無し より:

    アタランタみたいなことしたいんやろか監督は

  19. 名無し より:

    >>17
    ボーフムは去年最多失点今年も絶賛最多失点19なんだがwお前の妄想で書き込む前に最低限調べろよw
    どこが守備のチームだよw

  20. 名無し より:

    >>15
    それで大量失点してるならあかんやん

  21. 名無し より:

    活躍の確率で考えるたら
    あだ名はジャガーではなくジャグラーの方がいい

  22. 名無し より:

    >>19
    いやお前がもっと調べろw数字だけで試合見てないの自分から言うな
    残留争いするクラブは失点数なんてどうでもいいんだよ、重要なのは勝ち点
    34試合もあって最多失点なのになぜ残留してるのかわからないだろ
    実力差がでかいチーム、例えばバイエルンに7-0とか大量失点食らうんだよ
    捨て試合と耐える試合はっきりさせて戦えるから監督の手腕っつってんの
    ボーフムは完全に守備のチーム、戦い方でかなりうまくやってんだよ
    ここでの浅野はスパイス程度の役割に過ぎない、試合くらい見ろ

  23. 名無し より:

    戦術落とし込んでも実行出来ないパターンじゃね

  24. 名無し より:

    第1節 ● シュツットガルト 5 – 0 ボーフム
    第2節 △ ボーフム 1 – 1 ドルトムント
    第3節 △ アウクスブルク 2 – 2 ボーフム
    第4節 △ ボーフム 1 – 1 フランクフルト
    第5節 ● バイエルン 7 – 0 ボーフム
    第6節 ● ボーフム 1 – 3 ボルシアMG
    第7節 △ ライプチヒ 0 – 0 ボーフム
    現在2位3位4位6位8位12位15位のチームと戦ってこれだから、めちゃくちゃ悪いってわけでもなさそうね。得失点差勝負は諦めよう。
    あとは下位チームに勝ち点取りこぼさなければ残留も不可能じゃなさそう。ドルトムントとライプツィヒという上位チーム勝ち点1取れてるのもいいね。

  25. 名無し より:

    >>17
    あの…去年も浅野が復帰してから5勝4分5敗の降格圏チームからしたら破竹の勢いでどうにか残留まで持ち込んだんだけどほんとに試合見てる??
    つか連動性とか喚き始めてる時点で見てないか
    ホフマンが走れないから全然のスペース全部ケアしてサイド追い込んでるのに

  26. 名無し より:

    監督は自分の理屈と今の数字だけ見て全部判断する人なんだろうな 
    浅野真ん中メインFWで使うのが現状の戦力じゃ多分正解なのにね
    去年もサイド守備に追われてばかりの中で点取ったのはFWとしてはかなりマシなのにな

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