「これ以上ない最悪」なぜ鎌田大地とラツィオの交渉は決裂したのか。地元記者が舞台裏を明かす「すべてが悲しい話」 | footcalcio

「これ以上ない最悪」なぜ鎌田大地とラツィオの交渉は決裂したのか。地元記者が舞台裏を明かす「すべてが悲しい話」

鎌田大地
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鎌田大地のラツィオでの冒険は、1年と経たずして終わりを迎えることになった。

契約を延長するか注目されていた鎌田について、ラツィオのアンジェロ・ファビアーニSDは5月31日、延長オプション行使も新契約締結もないと明かした。つまり、1年契約の満了をもって鎌田が退団するということだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce2166ed562cbd86ba0d97d22b818c43a9e612b8

クリスタル・パレス加入が濃厚視されている鎌田



シーズンの大半で出場機会に恵まれなかった鎌田だが、イゴール・トゥドール監督の就任後は状況が一変。チームの中心となり、指揮官から大きな賛辞を寄せられていた。来季も指揮をとるトゥドールから、強く残留を望まれていたと伝えられている。

それだけに、一時は残留確実とも報じられた鎌田だが、最終的にクラブとは合意に至らず。ファビアーニSDは選手サイドが土壇場で条件変更を求めたとして、「無礼」だと非難した。

ジューリオ・カルドーネ記者は、『Radiosei』で「ラツィオはカマダが3年延長オプションを行使することを望んだ。カマダは1年だけを望んだ」と報じている。

「そこでラツィオは2000万ユーロ(約31億円)のバイアウトを提案。そうすることで適切なオファーがあれば出ていく自由になる。一方でカマダは500~700万ユーロ(約7億8000万~10億9000万円)を望んだ。ラツィオは受け入れなかった」

同記者は「選手をショーケースに出して価値を高め、そのおかげもあって2か月後に別れることになったのは残念だ」と、鎌田の退団に落胆を表した。

「正直にならなければいけない。これ以上ないという最悪だ。カマダが去っても代役が準備できているなら、トゥドールにとって大きな問題はないだろう。だが、ラツィオはそういうリアクションの準備ができているのだろうか?」

また、アルベルト・アッバーテ記者も「深刻なことが起きた」と述べている。

「すべてが悲しい話だ。誰が正しく、誰が間違っていたかの問題じゃない。この件をどう管理したかが問題だった」
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ファビアーニSDの言い分が正しいかは分からない。鎌田陣営にも主張があるだろう。ただ、鎌田のラツィオでのキャリアがすっきりと終わらなかったのは確かだ。

コメント

  1. 匿名 より:

    もしこういう交渉をするのなら、こんなギリギリにすべきじゃないよな。現監督が来なければ鎌田は勝手に出ていってくれって感じだったろうし、フロントが彼をちゃんと評価できてなかったのが問題なのではなかろうか。1年契約は全うしてるし鎌田に非は無い様に見える。

  2. 匿名 より:

    契約上全く鎌田側に非は無い
    イタリアとかスペインとかラテン系の国は契約関係もウェットな感じがして理解出来ない
    契約の意味がないというか

  3. 匿名 より:

    鎌田の代理人も色々下手なんだろうけど、ラツィオ側も余裕こいてたんだろうね
    延長OPあって選手は行使に前向きだと言ってるって
    でも期日前で他クラブのオファーもある可能性もふくめて話詰めとくべきだったな
    ま、SDは失態だろうし相手のせいにするよね

  4. 匿名 より:

    30手前の日本人の違約金設定が20Mというのが意味不明なのだが
    なんでそんなおかしい数字にしたの?

  5. 匿名 より:

    クラブの格か、構成含めた勢いか。
    CLで結果を残してきたドル辺りと比べて、EL止まりのラツィオでは格が全然違うし、さらにラツィオは高齢選手に頼り切りで安定志向しかなく勢いがない。
    鎌田側が1年契約で選手構成どう動くか様子見というのも当然の判断だし、ラツィオはそこで、鎌田冷遇老害優遇と最悪の答えしか見せていない。この上でもう一年様子見契約を持ちかけたのに拒絶するって事は、鎌田が金づるにならなくて癇癪起こしてるだけなので、こんなとこ乗り換えて当然。

  6. 匿名 より:

    元々フリーで取ったんだからSDが癇癪起こさなければ来季の延長がなかったとしても鎌田の年俸以上の違約金は設定できたんでしょ?
    ラツィオは鎌田と(移籍金を勘定すれば)タダ同然で1年契約出来たものを捨ててしまっただけだよね

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