
ラツィオは2021-22シーズンからマウリツィオ・サッリ氏が率いていたが、3月11日のウディネーゼ戦まで公式戦4連敗を喫してクラブ上層部が懲罰的な強制合宿を指示するなどチームの緊迫感が高まっていたなかで、同13日に電撃辞任。そして、1試合を暫定監督体制で乗り切ったのち、現役時代クロアチア代表やユベントスなどでプレーしたイゴール・トゥドール氏の新監督就任が発表された。
鎌田は昨季限りでドイツ1部フランクフルトを退団し、夏の移籍市場の最終盤でラツィオに加入。シーズン入り当初はスタメン起用もあったが、徐々に出場機会から遠ざかっていた。しかし、トゥドール監督の就任後は高く評価されて出場機会を伸ばしている。このローマ戦では、3-4-2-1の2シャドーの一角で起用された。
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鎌田はフル出場も…ラツィオはダービーで1点に泣く
フル稼働・鎌田大地のイタリア現地評 強豪ローマに惜敗も「プレーを循環」「個性を生かした」 https://t.co/ZZaiKLGuVM
— FOOTBALL ZONE (@zonewebofficial) April 6, 2024
それでもイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では鎌田を「5.5点」と採点し、「攻撃的なポジションでよく動いてプレーを循環させた。彼に足りないのはゴール前での決定力のところだろう。ただし、ゴールの取り消しは正しかった」と評価された。
また、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は鎌田を「6点」と採点し、「春の訪れとともに解凍されて、センターフォワードの背後の位置でポジションを得た。彼の個性を生かしたプレーを見せてシュートを放つ場面もあったが、オフサイドだった」と、前向きな言葉が与えられている。