
日本代表キャプテンが、移籍市場に精通しているジャンルカ・ディ・マルツィオ記者のサイトのインタビューに応じ、サンプドリアで過ごした日々を振り返った。
吉田は2019-20シーズン途中にサウサンプトンからサンプドリアに移籍し、昨季いっぱいまで在籍。2シーズン半で74試合に出場し、3ゴールを決めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75c4ab7187efe0193caaaf636bedb930a74bc128
「僕が所属したチームはどこも難しいシーズンになってしまった」

「イングランドで7年超を過ごして、新しい挑戦が必要だった。サッカー、生活、食事…イタリアではすべてが違った。自分にとって非常に重要な人生の経験だった。選手としても人としても成長できたからだ」
プレミアリーグとセリエAの違いについては「イングランドのサッカーはフィジカル的によりハードだけど、イタリアは戦術的に上回っている。ブライトンでロベルト・デ・ゼルビがやっていることを見るだけで分かるだろう。本当にとても優れた指揮官だ」と述べている。
「クラウディオ・ラニエリはイタリアで最初の監督で、僕にとって非常に重要だった。英語で説明してくれたことはとても役立った。最初はイタリア語を理解するのが難しかったからね。でも、ロベルト・ダベルサとマルコ・ジャンパオロもすごく助けてくれた。彼らと良い結果を出せなかったのは残念だ。でも、彼らの下で学んだことをここドイツや代表でも生かしている」
経営的な問題に悩まされているサンプドリアは、今季のセリエAで最下位に低迷している。その古巣については「サンプは財政的な問題を抱えている。クラブにとって非常に難しい時期だ」と心配しているようだ。
「みんないなくなってしまった。バルトシュ・ベレジンスキ、オマール・コリー…すごく忍耐が必要だった。これだけのクオリティを失えば、すべてがより難しくなる。それに非常に競争的なリーグであることを忘れてはいけない。残念ながら、サンプにはピッチ内外でこの上なく難しい時期だ」
「僕はサポーターであり、(残留を)願っている。向こうにたくさんの友人がいるし、サンプドリアのサポーターは素晴らしい。本当にすべてがうまくいくことを願っているよ。僕が所属したチームはどこも非常に難しいシーズンになってしまった。シャルケとサウサンプトンにとっても難しい時期なんだ。あきらめないことが必要だ」
