ポルトガルで、日本人対決が実現した。日本代表MF守田英正らスポルティングが、元柏レイソルGK中村航輔を擁するポルティモネンセのホームに乗り込んだのだ。
守田は川崎フロンターレからポルトガルへ渡り、1年半で名門スポルティングへとステップアップ。今季加わったばかりだが、すでに確固たる地位を確立している。
守田と同じ2021年1月にポルトガルのポルティモネンセに完全移籍した中村だが、当初はなかなか出場機会には恵まれなかった。シーズン途中に加入した初年度は出場機会がなく、昨シーズンはリーグ戦2試合出場にとどまった。
1年半の雌伏の時間は、無駄ではなかった。今シーズンは第5節にチャンスをつかむと、以降はゴールを預かり続けている。そして、ヨーロッパへ渡った後も成長を続けていることを証明してみせた。現地時間の3月4日、4位のスポルティングを迎えた一戦でも、中村は好プレーを披露した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/03582b881ebd83532f702515f2d130956731ef30
欧州での成長ぶりを示したポルティモネンセGK中村航輔の好セーブ
この間、中村はゴール前でむやみに足を動かさず、ボールと選手の動きを見定めていた。P・ゴンサウベスが動き出した瞬間だけわずかに立ち位置を変えると、ゴール隅へと飛んだボールにしっかり反応。右手一本で弾き出し、ピンチを救ったのだ。
DAZN Japanのツイッター公式アカウントでこのシーンが公開されると、称賛の声が相次いだ。
「このサイドステップだよなー航輔、すごいなぁー」
「すぐに飛ばずにステップ踏んでていいね」
「最後までボール見て順手でいけるの強い」
「最後までボールの起動見れてるから順手でいけるんだよね。 やっぱりシュートストップはピカイチすぎる」
当然ながら、日本代表復帰への期待の声も上がった。
「まじで代表選ばれないかなぁレイソルの時から応援してたし」
「そろそろ日本代表呼び戻してもいいだろ」
「次のW杯のキーパーが決定した模様」
「4年後は、中村航輔 谷 大迫でいこう」
また、中村の変化はプレーだけにとどまらなかった。その風貌でも、大いに迫力を増しているのだ。
「見た目もセービングも日本人じゃなくなってきた」
「修行僧みたいになってんな」
「今のいかつい見た目めっちゃ好き」
試合は後半32分にスポルティングが先制点を奪い、1-0で勝利。守田はフル出場で勝利に貢献した。