「苦しい。もどかしさが途轍もなくある」日本代表MF田中碧、デュッセルドルフで結果を残せない現状に本音「W杯で点を取ったのに…」 | footcalcio

「苦しい。もどかしさが途轍もなくある」日本代表MF田中碧、デュッセルドルフで結果を残せない現状に本音「W杯で点を取ったのに…」

A代表

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翌日にキリンチャレンジカップのウルグアイ代表戦を控えた日本代表が3月23日、会場となる国立競技場で前日練習を行なった。

冒頭の15分だけ公開されたこの日のトレーニングには、24人が参加。新型コロナウイルス検査で陰性確認ができなかった久保建英と、怪我の影響で別メニュー調整が続いている前田大然は不参加となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b591a6807647322b1bf5504ea41d73395adb1908

「過去ってこんなに過ぎ去るの早いんだ」

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練習後のトレーニングで取材に応じたMF田中碧は、所属するデュッセルドルフで、定位置を掴めていない現状について、「出ている時はやれている。良くなっているというと言い方がおかしいですけど」と話し、こう本音を明かした。

「結果がついてこないのは自分の中で苦しい。(シュートチャンスを)外してる部分があるので、そこだけかな」

カタール・ワールドカップのスペイン戦で決勝点を挙げた24歳は「ワールドカップを経験して自分の力のなさを感じるとともに、その大きすぎる舞台を経験したからこそ、少し余裕ができた。この感覚は慣れてしまっていずれなくなると思いますけど、練習で毎日毎日忘れないようにと思いながらやっている」と続けた。

「そういう意味では、吹っ切れた部分もあるし、余裕もできた。その中で結果が出せないのは、もどかしさが途轍もなくある。ワールドカップでは点を取ったのに、ここで取れねぇのかよという感覚もある」

周囲からも、今では「W杯で点を取った選手」として見られることはないようだ。「過去ってこんなに過ぎ去るの早いんだ。自分の中でも忘れてるし、すっきりしている。そこはサッカーのいい所でもあり、はかないところでもありますけど」と語っている。

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そのワールドカップでベースとなった4-2-3―1のダブルボランチは、遠藤航と守田英正とのポジション争いが待っている。日本代表では、結果を残してきた男が強力なライバルに挑む。
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