
国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』が3月28日、過去約3年にわたるカード数のランキングを発表した。
対象となったのは世界76リーグにおける2020年1月から2023年3月20日の試合。もちろん試合数にはバラつきがあるが、1試合平均で主審が提示したカードの枚数に基づいてランキングが算出されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbf48389a3172dd40e4d9bc2a9e6da927236bb71
FIFAの関連機関が各国リーグのカード枚数を調査した

興味深いのは、このデータによると、日本は最もカードの出ないリーグであるということだ。
76リーグで最もカード枚数が少なかったのはJ2。イエローカードが平均1.94枚、レッドカードが平均0.05枚で、合計では平均1.99枚と2枚を下回っている。
そしてJ2に続いて少ないのが、J1だ。イエローカードが平均2.09枚、レッドカードが平均0.1枚で、合計では平均2.19枚となっている。J2よりは0.2枚多いが、続くエールディビジよりも0.9枚少ない。エールディビジはイエローカードが2.09枚、レッドカードが0.16枚の合計3.09枚だ。
逆にカードが頻繁に出されているのはどこのリーグだろうか。CIESによれば、ボリビア1部で7.01枚。イエローカードが6.46枚、レッドカードが0.55枚となっている。
その後はウルグアイ1部(6.04枚と0.44枚で6.48枚)、ベネズエラ1部(6.01枚と0.42枚で6.43枚)、エクアドル1部(5.70枚と0.48枚で6.18枚)と南米勢が続いた。上位10リーグのうち7つが南米のリーグだ。
