
欧州まで足を運んだが、まだスコットランドを訪れていない事実が、地元メディアの目に留まった。
日本代表の森保一監督は、ヨーロッパの日本人選手たちを視察中だ。三笘薫が所属するブライトンの試合や、チャンピオンズリーグのバイエルン対マンチェスター・シティを観戦。ドイツで板倉滉や鎌田大地と会ったと明かしている。負傷で戦列離脱中の冨安健洋や中山雄太とも話したという。
だが、渡欧から約2週間、ここまでセルティックの試合は見ていないようだ。周知の通り、前田大然を除くセルティックの日本人選手が代表に呼ばれていないことは、地元メディアからも騒がれている。古橋亨梧や旗手怜央の選外について、「リーグのレベル」に言及したから尚更だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15b0fce4a3944eafddf770463cdb1c54b6cc6068
森保監督は次の代表戦で古橋を招集するだろうか

今季の古橋は公式戦29発とゴールを量産。スコットランド最高のストライカーとして高く評価されている。中盤の大黒柱となった旗手も、年間MVP候補に挙がるほど賛辞を集めている。
それだけに、地元メディアは森保監督がセルティックの選手たちを視察していないことに疑問を投げかけてきた。アンジェ・ポステコグルー監督も以前、森保監督と会いたいと話していた。
今回の欧州視察は、その絶好の機会となり得たはずだ。だが、日本代表指揮官が依然としてセルティックの試合を直接見に行っていないことで、『Daily Record』や『67 HAIL HAIL』は、「軽んじられた」「見過ごされた」と報じている。
後者は「日本が関係していないチャンピオンズリーグをより気にかけているのは残念。クラブにこれほど多くのタレントがいるのに、奇妙な話だ」と、古橋や旗手に加え、岩田智輝と小林友希も擁するセルティックが“スルー”されている事実への苛立ちを覗かせた。
