https://news.yahoo.co.jp/articles/719a7a3540f74d278c3bb5e89a7d838aaab88e66
神戸を退団したアンドレス・イニエスタ
以前は、イニエスタを中心としたスペイン1部バルセロナのようなパスサッカーを標榜していたクラブだが、吉田監督はその目指すスタイルとは異なる戦い方で初のタイトルを獲得。その点で今回のリーグ優勝は「脱イニエスタの成功」とも言える結果だ。
そんなイニエスタと神戸での最後の時間を過ごした元日本代表選手たちは、どのように彼を見ていたのか。酒井は「俺は5年(一緒に)やっているので。アンドレスからもらった知恵や知識、それはもちろんいっぱいあったと思います。存在は大きかったですけど」と得たものが多かったとしつつも、「ただチーム戦術が変わってきた時に、厳しい言い方をすると、海外でもどれだけうまくてもチーム(のやり方)に合っていない選手が出られないのはいっぱい見てきました。それはトッププレーヤーですけど仕方がない。そんなことはいろんなところで、いっぱいあることなので。アンドレスがというわけではなく、(やり方を変えたあとに)チームとして結果が出たことが、彼にとってあまりいいことではなかっただけだと思う」と、自身の考えを語った。
これを聞いた内田氏は「そこはチームにも響いたのかな? メッセージになったのかな? ちゃんと戦わないと出られないよ、という」と聞く。すると武藤が「それが一番、チームが優勝できた理由じゃないですかね」と言い、「アンドレスが(メンバーから)外れて『アンドレスが外れちゃうんだ』って。クラブの気が引き締まりましたし、本当に戦うこと、監督が求めることをしないと、そうなるよっていうふうになったので。若手もやっぱり貪欲じゃないですか? 『ここで戦うこと、走ることを一個一個積み重ねたら、出られるんだ』って。監督もそういう選手を若くても先発に抜擢したりして使うようになったんで、いい競争も生まれて、若手も刺激されたんだと思います」と、吉田監督がチーム全員を平等に見ていたことを明かした。
コメント
ペップバルサよりエンリケバルサを目指した方が上手く行ったという事だな