
2021年夏に川崎フロンターレからブライトンに加入した三笘は、直後にベルギーのユニオンSGに期限付き移籍。当初はポジション争いに苦しんだが、シーズンが進むにつれて存在感を高め、公式戦29試合で8ゴール4アシストをマーク。レギュラーシーズンの優勝に貢献した。この活躍が認められ、今シーズンからは所属元に合流。そしてブライトンでも公式戦18試合で5ゴール2アシスト、得意のドリブルで相手ディフェンスを何度も切り裂き、センセーショナルな活躍を続けている。
そんな三笘に対しては、現地イングランドでも日々関心が高まっており、様々な解説者やメディアが絶賛している。そしてイギリス『スカイスポーツ』は、「大学のドリブルについての学位論文からベルギーでの輝き、そしてティエリ・アンリ並みのフィニッシュ」と題して同選手に関する特集を組んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/125d7c13af2acf46f13955882fbacd626fa96056
ブライトンで活躍する三笘…元同僚が絶賛

「最初のトレーニングセッションのことを覚えている。電撃的だった。最初の数歩がとても速く、僕の友人ヨナス・バガーを破壊した。ありがたいことに僕のチームだったから、ヨナスのことを笑っていたよ。ヨナスを3度もあっさりと抜いてしまったんだ。彼を止める唯一の方法は、彼を除外することだけだった」
「彼は素晴らしい選手で、テクニックもあり、フィジカル的な特徴も有している。それにボールを持った状態で常に冷静で、これだからトランジションを作り出すことができるんだ。だから突出した選手なんだよ」
さらにバージェスは、三笘のシュート能力について「彼はティエリ・アンリのようなフィニッシュをする。トレーニング、試合に関係なく、平然とファーサイドのコーナーにシュートを放つんだ。ほとんどの選手がパニックになる状況でも、彼にはたくさん時間があって余裕を持っているように見える。不思議だね」と語り、同選手の人柄やプレミアリーグで存在感を増すことについても触れた。
「彼は当時、あまり英語を話せなかったから、多くのことはわからなかった。でも本当に良い奴で、とても謙虚で、静かだ。いつも笑顔だった。それ、彼は話せる以上に理解していたと思うし、少なくとも周りにそう思わせていた。でも表現することはより難しそうだったね」
「ワールドカップでプレーする彼を見ることは、本当に嬉しかったよ。彼のような選手と一緒にプレーできたことを誇りに感じている。エゴがなかったから、ブライトンで特別なことができているんだ。まだ若いからさらに成長できるよね。疑いなくトッププレイヤーだよ」
