
ヨーロッパリーグで3位となりECLに回ったラツィオは、プレーオフ1stレグでクルージュに2戦合計スコア1-0として勝ち上がった。そのラツィオはインモービレを負傷で欠いたものの、現状のほぼベストメンバーを送り込み、3トップにはフェリペ・アンデルソン、ペドロ、ザッカーニを据えた。
一方、ドニプロやアポロンが同居したグループEを5勝1敗の首位で通過したAZは、菅原が[4-3-3]の右サイドバックでスタメンとなった。
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敵地でラツィオに逆転先勝
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— AZ (@AZAlkmaar) March 7, 2023
その後も押し込んだラツィオは18分に先制する。左サイドでザッカーニが再び縦に仕掛けて菅原を突破。クロスを送り、ペドロがボレーで合わせた。
守勢のAZは31分、マイナンスのボレーでGKマキシミリアーノを強襲。ハーフタイムにかけて盛り返すと、45分に追いついた。ミリンコビッチ=サビッチからボールを奪ってショートカウンターに転じると、カールションの左クロスをパヴリディスがダイレクトで合わせた。
1-1で迎えた後半、一進一退の攻防が続いた中、63分にAZが逆転する。カールションのスルーパスでボックス左に侵入したケルケスがシュートを決めきった。
失点を受けて前がかったラツィオだったが、AZの守備をこじ開けられない状況が続く。
結局、終盤にかけてはAZが集中した守備でラツィオを抑え込み、2-1で逆転勝利。敵地で先勝することに成功した。