前節のブレントフォード戦で4戦ぶりの勝利を収めたマンチェスター・Uは拮抗するチャンピオンズリーグ(CL)出場圏争いの真っ只中。また、ケガで離脱していたMFクリスティアン・エリクセンが復帰しベンチに入った。一方、前節終了間際の劇的同点弾でトッテナムと引き分けたエヴァートンは、例年にないほど激しい残留争いに巻き込まれており、両者とも譲れない一戦となった。
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ユナイテッドがマクトミネイ&マルシャル弾でエバートンに快勝
対するエヴァートンはイングランド代表GKピックフォードを中心とした堅守でマンチェスター・Uの猛攻を耐える一方、19分にFWエリス・シムズが右サイドでDFシーマス・コールマンとのパス交換から迎えた決定機をゴール左に外してしまう。すると前半36分、MFジェイドン・サンチョからのパスを敵陣ゴールエリア付近で受けたMFスコット・マクトミネイがダイレクトで右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
両チーム合わせて計26本のシュートが飛び交った前半は、マンチェスター・Uが1ー0でリードしてハーフタイムを迎えた。
後半に入るとゲームはエヴァートンの流れに。前半から一転してなかなかシュートが打てないマンチェスター・Uだったが、71分に相手のミスから追加点を奪う。DFリサンドロ・マルティネスから前線へのロングボールが短くなったところをエヴァートンのDFコールマンが上手く処理できず、それを拾ったFWラッシュフォードから中央でパスを受けたMFアントニー・マルシャルが難なくリードを広げた。
余裕の生まれたマンチェスター・Uは76分、MFサンチョに代わって負傷から久々の復帰となったMFエリクセンを投入。スタンドのファンからも復帰を祝う声援が飛んだ。しかし81分、好調を維持していたFWラッシュフォードが負傷により交代。シーズン終盤に向けての不安材料となった。試合はこのまま2-0で終了し、マンチェスター・Uはリーグ戦2連勝を飾った。一方のエヴァートンはリーグ戦3試合勝利なしとなっている。