
チームメイトの負傷というアクシデントで、約2か月ぶりの出場となった。今はこういった機会を生かし、実績を積んでいくことが大切だろう。
セルティックの小林友希は3月11日、スコティッシュカップ準々決勝のハーツ戦で後半から途中出場した。カール・スタルフェルトが負傷によりハーフタイムでプレーを終えたからだ。
冬のマーケットで加入した小林は、1月18日のセント・ミレンとのリーグ戦でデビュー。続くスコティッシュカップのモートン戦でも2試合連続フル出場を果たしたが、以降はベンチを温めていた。
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ハーツ戦で久々にピッチに立った小林

専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、試合後にアンジェ・ポステコグルー監督は、スタルフェルトが重傷ではないとの見解を示した。一方で、小林については「ユウキがある程度の時間出られたのは良かった」と賛辞を寄せている。
「彼のクオリティは見てのとおりだ。それに繰り返すが、彼はまだ若い。出たときはうまくやってきたと思う。とても、とても良い選手だ。ボールを持っても非常に冷静なのが分かるだろう。左センターバックがいるのはとても貴重だ」
指揮官は「彼はまだ22歳だ。ディフェンダーとしてまだ学ぶことはたくさんある」と続けた。
「だが、毎日彼はハードワークしているよ。幸いにも我々にはジョン・ケネディ(コーチ)がいる。彼と毎日たくさん仕事し、機会に備えているんだ。今からシーズンが終わるまで、大きく貢献できる選手と考えているひとりなのは間違いない」
昨季途中に加入した前田大然と旗手怜央は、早々にチーム内で居場所を手にした。それと比べると、小林や同じく冬に加入した岩田智輝は、あまり出場機会を得られていないのが現状だ。だが、シーズン半ばの移籍は本来難しいものであり、時間が必要となるのも珍しくない。
