ヨーロッパ・プレーオフの前節はスタンダール・リエージュとスコアレスドローに終わっていたセルクル・ブルッヘ。逆転でのプレーオフ制覇に向けて勝利が欲しい中、敵地でウェステルローと対戦した。エースの上田綺世は先発入り、またウェステルローでも松尾佑介がスタメン出場している。
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上田綺世が2ゴール
セルクル・ブルッヘが主導権を握っていたが、39分にウェステルローも1点を返す。ボックス左で松尾佑介がパスを送り、ファン・エルノーがシュート。これはGKが弾いたが、ネネが押し込んでいる。
それでも44分、セルクル・ブルッヘが3点目を奪う。左サイドで溜めを作った上田綺世のパスを受けたロペスが、ボックス外から右足を強振。強烈なシュートがネットに突き刺さっている。さらに勢いは止まらず、アディショナルタイムにはこの2度目のPKを獲得。キッカーは、またも上田綺世。日本代表ストライカーは、今度は右隅に沈めた。これで上田綺世は、今季リーグ戦20ゴール目に到達している。
後半もセルクル・ブルッヘは攻勢をしかけ、52分にはカウンターからDFラインの背後に飛び出した上田綺世がドリブルで独走。シュートまで持ち込んだが、GKにストップされる。その後56分には再び松尾佑介のチャンスメイクからネネに決められたが、64分にソマースのゴールで再び引き離すことに成功。71分、2ゴールの上田綺世はお役御免に。ベンチへと下がっている。
しかしセルクル・ブルッヘはその後、75分にネネの豪快なミドルで3失点目を許す。ネネはこれでハットトリックを達成している。それでも最後までリードを守りきり、セルクル・ブルッヘが5-3で打ち合いを制した。