パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペは、今夏いかなる状況でもクラブを去るつもりはないと語ったようだ。『RMC Sport』や『スカイスポーツ』など複数メディアが伝えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d2ec69e8b4a2511cb7c0746ab57de5e05f129a
契約の残り1年間はまったくプレーできない可能性も
2017年にPSGへ加入し、クラブ最多得点記録である212ゴールを奪うエンバペ。しかし今夏の去就が大きな話題となっており、現行契約が残り1年に迫る中、1年間の延長オプションを行使しないことを公言。新シーズンもPSGでプレーする意欲を示しているが、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は「フリーで出て行くことはできない」と断言した。さらに今夏の日本ツアーのスカッドから外れ、現在もトップチームから外されているなど、状況は複雑になっている。
『スカイスポーツ』によると、PSGは先月、アル・ヒラルから届いた移籍金2億5800万ポンド(約473億円)のオファーを受け入れたようだが、エンバペはサウジアラビアへの移籍を拒否。PSGは、エンバペがすでに来夏にレアル・マドリーにフリーで移籍することで合意していると睨んでおり、関係性が悪化していると伝えられている。
そして『RMC Sport』や『スカイスポーツ』など複数メディアは、エンバペがケライフィ会長に対し、いかなる場合でも今夏に退団する意思がないことを通達したと報道。会長は、契約を延長すればトップチームへ合流できると提案したようだが、その申し出も拒否したという。そのため、契約の残り1年間はまったくプレーできない可能性もあるようだ。