EURO2024・グループB第1節が15日に行われ、イタリア代表とアルバニア代表が対戦した。
前回大会の覇者が、連覇に向けた歩みをスタートさせる。EURO2024予選でグループCに組み込まれたイタリア代表は、グループ内最大のライバルと目されたイングランド代表にこそ2敗を喫したものの、残る6戦は無敗をキープ。ウクライナ代表など難敵を抑え、2位で本大会行きの切符を掴んだ。
一方、アルバニア代表はEURO2024予選でグループEに組み込まれると、初戦でポーランド代表に敗れたが、その後は無敗と安定して勝ち点を積み上げ、終わってみれば4勝3分1敗という成績に。チェコ代表やポーランド代表を抑えて首位通過を果たし、2大会ぶり2度目の本大会出場権を勝ち獲った。前回出場した2016年大会はグループステージ敗退に終わっており、初の決勝トーナメント進出を目指す。
スペイン代表、クロアチア代表と同居する“死の組”に入った両チーム。イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、初陣に向けて盤石の布陣をチョイス。キャプテンのGKジャンルイジ・ドンナルンマを筆頭に、ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ、ジョルジーニョ、ニコロ・バレッラ、フェデリコ・キエーザといった、前回大会の歓喜を知る面々をスターティングメンバーとして送り出す。一方、アルバニア代表を率いるシウヴィーニョ監督は、ベラト・ジムシティ、クリスティアン・アスラニ、アルマンド・ブロヤといった主力選手たちを先発に選んだ。
【スコア】
イタリア代表 2-1 アルバニア代表
【得点者】
0-1 1分 ネディム・バイラミ(アルバニア代表)
1-1 11分 アレッサンドロ・バストーニ(イタリア代表)
2-1 16分 ニコロ・バレッラ(イタリア代表)
https://news.yahoo.co.jp/articles/549987da7a9236218e68c0e8aaf0bb3c98847828
前回大会の覇者が、連覇に向けた歩みをスタートさせる。EURO2024予選でグループCに組み込まれたイタリア代表は、グループ内最大のライバルと目されたイングランド代表にこそ2敗を喫したものの、残る6戦は無敗をキープ。ウクライナ代表など難敵を抑え、2位で本大会行きの切符を掴んだ。
一方、アルバニア代表はEURO2024予選でグループEに組み込まれると、初戦でポーランド代表に敗れたが、その後は無敗と安定して勝ち点を積み上げ、終わってみれば4勝3分1敗という成績に。チェコ代表やポーランド代表を抑えて首位通過を果たし、2大会ぶり2度目の本大会出場権を勝ち獲った。前回出場した2016年大会はグループステージ敗退に終わっており、初の決勝トーナメント進出を目指す。
スペイン代表、クロアチア代表と同居する“死の組”に入った両チーム。イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、初陣に向けて盤石の布陣をチョイス。キャプテンのGKジャンルイジ・ドンナルンマを筆頭に、ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ、ジョルジーニョ、ニコロ・バレッラ、フェデリコ・キエーザといった、前回大会の歓喜を知る面々をスターティングメンバーとして送り出す。一方、アルバニア代表を率いるシウヴィーニョ監督は、ベラト・ジムシティ、クリスティアン・アスラニ、アルマンド・ブロヤといった主力選手たちを先発に選んだ。
【スコア】
イタリア代表 2-1 アルバニア代表
【得点者】
0-1 1分 ネディム・バイラミ(アルバニア代表)
1-1 11分 アレッサンドロ・バストーニ(イタリア代表)
2-1 16分 ニコロ・バレッラ(イタリア代表)
https://news.yahoo.co.jp/articles/549987da7a9236218e68c0e8aaf0bb3c98847828
バレッラのミドル弾でイタリアが逆転
🇮🇹速報🇦🇱
— サッカーキング (@SoccerKingJP) June 15, 2024
前回王者イタリア、“EURO史上最速弾”許しヒヤリも…アルバニアに逆転勝利で白星スタートhttps://t.co/i6bNZhaMN0
🗣️編集部より
「イタリア代表は開始23秒で失点したものの、バストーニ&バレッラの得点で逆転。激闘を制し、第2節ではスペイン代表との“首位決戦”に臨みます」#EURO2024 pic.twitter.com/NSCqb2x21I
試合はキックオフ直後、意外な形で動く。アルバニア代表ボールで試合が始まると、ロングボールを敵陣右サイドへ放り込んだが、ここはうまく繋がらずタッチラインを割る。イタリア代表のスローインとなると、フェデリコ・ディマルコは自陣ボックス内へボールを投げるが、これをネディム・バイラミがインターセプト。アレッサンドロ・バストーニに寄せられたものの、迷いなく右足を振り抜き、強烈な一撃をニア上へ突き刺した。キックオフからおよそ23秒後、アルバニア代表が前回王者相手に先手を取った。データサイト『Opta』によると、“大会史上最速弾”になったという。
イタリア代表としては電光石火の一撃で先手を取られる形となったが、決して慌てることはなく試合を進める。ボール保持時は、ジョルジーニョが最終ラインに落ちながら、両サイドバックが高い位置を取り、相手を押し込みながら反撃の隙を探る。
このような状況で、アルバニア代表のリードは長く続かなかった。10分、細かく繋いで左サイドから攻め込むイタリア代表は、ボックス左でジョルジーニョからのパスを受けたディマルコが、強引に左足を振って左コーナーキック(CK)を獲得。このCKをショートで繋ぎ、タイミングをずらしてロレンツォ・ペッレグリーニが右足でクロスボールを入れると、ファーサイドでフリーになったバストーニがヘディングシュートを沈めた。狙い通りのセットプレーでイタリア代表が同点弾。失点からおよそ10分間で試合を振り出しに戻した。
このゴールで自信を取り戻したイタリア代表は、続く16分にも自陣からボールを運んでゴールに迫る。ディマルコからのクロスボールがクリアされ、敵陣でスローインを獲得すると、ブロック外でのパス回しから、ディ・ロレンツォのパスを起点にジャンルカ・スカマッカが強引にフィニッシュ。ここは阻まれたものの、クリアボールに反応したバレッラが、ペナルティアーク左から右足一閃。ダイレクトでミドルシュートを叩き込み、序盤で逆転に成功した。
2-1となった後は、両チーム丁寧なビルドアップで相手の隙を探る時間が続く。決してオープンな展開とはならず、両チームの狙いが感じられるなかで時計の針は進んだが、前半終盤に差し掛かるとイタリア代表が徐々にチャンスの数を増やす。
33分、高い位置で相手のパスをインターセプトしたジョルジーニョが素早く縦パスを入れると、スカマッカのポストプレーから、ボックス右へ抜け出したダヴィデ・フラッテージはループシュートを狙う。だが、ここはGKトーマス・ストラコシャがなんとか右手に当て、ボールはポストに直撃。続く40分には、ペッレグリーニが頭で繋いだボールに反応したスカマッカが、ボックス右から右足を振るも、ここもGKストラコシャが立ちはだかった。
イタリア代表の1点リードで後半へ折り返しても、試合の様相は大きくは変わらず、イタリア代表がボールを保持する時間が続く。スカマッカ、フラッテージ、キエーザらがゴールに襲いかかるも、リードを広げる1点は生まれない。
なんとか同点を目指すアルバニア代表は、最終ラインからの繋ぎにロングボールを交えながら敵陣へ入るも、“カテナチオ”を崩し切るシーンは見られず。シウヴィーニョ監督は先手を打って交代カードを切るが、決定機はおろかシュートまで持ち込むシーンも作れず、試合は終盤へ向かっていく。
90分にはアルバニア代表にビッグチャンスが到来。ピッチ中央付近で顔を上げたイルベル・ラマダニが左足でロングフィードを送ると、レイ・マナイが背後のスペースを狙う。胸トラップでリッカルド・カラフィオーリと入れ替わり、飛び出してきたGKドンナルンマを見てループシュートを狙ったが、ここはわずかにゴール左へ外れた。
結局、これ以上スコアは動かず、試合はタイムアップ。イタリア代表がアルバニア代表を2-1で下した。前回大会の王者が、2012年大会のスペイン代表以来となる連覇に向けて、悪くないスタートを切った。
イタリア代表としては電光石火の一撃で先手を取られる形となったが、決して慌てることはなく試合を進める。ボール保持時は、ジョルジーニョが最終ラインに落ちながら、両サイドバックが高い位置を取り、相手を押し込みながら反撃の隙を探る。
このような状況で、アルバニア代表のリードは長く続かなかった。10分、細かく繋いで左サイドから攻め込むイタリア代表は、ボックス左でジョルジーニョからのパスを受けたディマルコが、強引に左足を振って左コーナーキック(CK)を獲得。このCKをショートで繋ぎ、タイミングをずらしてロレンツォ・ペッレグリーニが右足でクロスボールを入れると、ファーサイドでフリーになったバストーニがヘディングシュートを沈めた。狙い通りのセットプレーでイタリア代表が同点弾。失点からおよそ10分間で試合を振り出しに戻した。
このゴールで自信を取り戻したイタリア代表は、続く16分にも自陣からボールを運んでゴールに迫る。ディマルコからのクロスボールがクリアされ、敵陣でスローインを獲得すると、ブロック外でのパス回しから、ディ・ロレンツォのパスを起点にジャンルカ・スカマッカが強引にフィニッシュ。ここは阻まれたものの、クリアボールに反応したバレッラが、ペナルティアーク左から右足一閃。ダイレクトでミドルシュートを叩き込み、序盤で逆転に成功した。
2-1となった後は、両チーム丁寧なビルドアップで相手の隙を探る時間が続く。決してオープンな展開とはならず、両チームの狙いが感じられるなかで時計の針は進んだが、前半終盤に差し掛かるとイタリア代表が徐々にチャンスの数を増やす。
33分、高い位置で相手のパスをインターセプトしたジョルジーニョが素早く縦パスを入れると、スカマッカのポストプレーから、ボックス右へ抜け出したダヴィデ・フラッテージはループシュートを狙う。だが、ここはGKトーマス・ストラコシャがなんとか右手に当て、ボールはポストに直撃。続く40分には、ペッレグリーニが頭で繋いだボールに反応したスカマッカが、ボックス右から右足を振るも、ここもGKストラコシャが立ちはだかった。
イタリア代表の1点リードで後半へ折り返しても、試合の様相は大きくは変わらず、イタリア代表がボールを保持する時間が続く。スカマッカ、フラッテージ、キエーザらがゴールに襲いかかるも、リードを広げる1点は生まれない。
なんとか同点を目指すアルバニア代表は、最終ラインからの繋ぎにロングボールを交えながら敵陣へ入るも、“カテナチオ”を崩し切るシーンは見られず。シウヴィーニョ監督は先手を打って交代カードを切るが、決定機はおろかシュートまで持ち込むシーンも作れず、試合は終盤へ向かっていく。
90分にはアルバニア代表にビッグチャンスが到来。ピッチ中央付近で顔を上げたイルベル・ラマダニが左足でロングフィードを送ると、レイ・マナイが背後のスペースを狙う。胸トラップでリッカルド・カラフィオーリと入れ替わり、飛び出してきたGKドンナルンマを見てループシュートを狙ったが、ここはわずかにゴール左へ外れた。
結局、これ以上スコアは動かず、試合はタイムアップ。イタリア代表がアルバニア代表を2-1で下した。前回大会の王者が、2012年大会のスペイン代表以来となる連覇に向けて、悪くないスタートを切った。
コメント
なんでイタリア大ブーイング浴びてるんだ?