
元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリアのサッカー情報サイト『Numero Diez』のインタビューに応じ、日本代表に見解を示した。
ザック氏は、1998-99シーズンにミランでスクデットを獲得したほか、ユヴェントスやインテルなどセリエAのビッグクラブの指揮官を歴任。2010年に日本代表監督に就任すると、翌年のアジアカップを制覇した後、サムライブルーを2014年ブラジル・ワールドカップへと導いた。
そんなイタリア人指揮官が、カタールW杯のグループステージで優勝経験国のドイツやスペインを撃破するサプライズを巻き起こした日本代表について語った。森保一監督率いるチームはベスト16でクロアチアにPK戦の末に敗れたが、ザック氏は、日本がもっと上を目指せるチームだと確信している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3f5e436b73cc19bd4e2669172fb90587589093
日本代表はチームプレーの素養を持っており、個人主義ではないので、さらに進化できるだろう

「日本代表は今後、さらに高い目標を目指せるかどうか? 日本は長らく前からもっと上を目指すことができるチームだったよ。私も日本代表にいた頃、もっと勇気を持つようにチームに求めていたくらいだ。通常、スピードと運動量が組み合わさっていることはないが、日本はこの2つのクオリティを兼ね合わせたチームだ」
「また、優れたテクニックを持ち、チームプレーを好む。これまでよりもさらに良いプレーをするためのすべての材料が揃っているといえる。それに日本代表が強豪に勝ったのはこれが初めてのことではない」
「カタールW杯では、スペインとドイツから白星を勝ち取ったが、私がチームを率いていた頃は、アルゼンチンやベルギー、フランスに勝っている。日本代表はチームプレーの素養を持っており、個人主義ではないので、さらに進化できるだろう」
