「僕たちはイングランド流!」シャルケ新加入イェンツが考える吉田麻也と“ぴったりマッチ”する理由 | footcalcio

「僕たちはイングランド流!」シャルケ新加入イェンツが考える吉田麻也と“ぴったりマッチ”する理由

吉田麻也

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シャルケは後半戦の6試合は4分け2勝と負けなし。冬に加入したDFモリッツ・イェンツはドイツ誌『キッカー』のインタビューで好調の要因を語る際、センターバックでパートナーの吉田麻也との良好な関係性を指摘した。

勝ち点9で最下位に沈み、一時は1部残留がほぼ絶望的と見られたシャルケ。今季途中に就任のトーマス・ライス監督の下で、後半戦に入ってからは4試合連続スコアレスで引き分けると、シュトゥットガルトとボーフムとの残留争いのライバルとの試合を制し、ついに最下位からの脱出に成功した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb956c5e2aeb9016f7e7768e3de37c807650083c

コンビ形成から6試合で失点「1」

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そんな中、ドイツメディアはチームの守備パフォーマンスに注目。インタビューで「前半戦では41失点を許したシャルケだが、後半戦の6試合では1失点のみ。貴方が加わってからなぜこれほど上手く守れていると思うか」と問われたイェンツは「チームとして大きく成長したからだ。もちろん新しい選手がやって来れば、守備に限らず攻撃もポジティブな影響が見られる」と返すと、「個人的に言えるのは、早い段階からマヤ・ヨシダとの良い繋がりを感じたところもあるかな」と語った。

現在23歳のイェンツはベルリン生まれながらブンデスリーガデビューは今年の1月と異色の経歴の持ち主。今季の前半戦は所属元のロリアンからセルティックへ送り出されていた同選手だが、過去には5年間ほどフラム下部組織に所属していた。吉田との関係性について「僕たちは2人ともイングランド流を経験している。彼はサウサンプトン、僕はフラムでね。英語で完璧にコミュニケーションとれているし、最初の瞬間から本当に上手く補い合えているんだ」と明かすと、それぞれの特徴についても続けている。

「彼はオン・ザ・ボールでものすごく落ち着いていて、ポジショニングも優れている。僕はどちらかと言えばアグレッシブな役割を引き受ける方で、後方への走りを担当する。お互いに協力し合うことができ、とにかくぴったりマッチしているんだ」

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なおシャルケは11日のブンデスリーガ第24節で宿敵のボルシア・ドルトムントと対戦。イェンツと吉田は“ルールダービー”でもクリーンシートに貢献できるのだろうか。
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