吉田麻也が語る残留への意気込み…“スペシャル”なシャルケで味わう「雰囲気、感情を失いたくない」 | footcalcio

吉田麻也が語る残留への意気込み…“スペシャル”なシャルケで味わう「雰囲気、感情を失いたくない」

吉田麻也

1

シャルケに所属するDF吉田麻也は現地メディアの取材に応じ、残留争いについてなど言及。その中で、クラブへの強い愛着を告白した。

先月半ばのトレーニング中に左太ももを負傷し2試合の欠場を強いられた吉田は前節ブレーメン戦に復帰。複数メディアの取材に応じ、81分と後半アディショナルタイムのゴールで2-1での逆転勝利を収めたこの試合について「前半のようではいけません。後半にはスピリット、決意をもって巻き返すことができました」と語ると、「いつも通りファンの応援が素晴らしかったです。6万人が僕たちをプッシュしてくれました」とも振り返った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/250a9937b72d931b82d72a6c81b8ee722cce738e

前節でのミスにも言及

2

「分析しなければいけませんね。もちろん、残り4試合なのでたくさんのことを変えることはできません。ただ、改善のために細かいディテールを変えることは可能です。(ブレーメン戦の)前半のようなプレーをもう二度と見せてはいけません」

ベテランは試合の終盤には相手の決定機につながるミスを犯したことについても言及した。

「最後の数分間、危うくみんなを地獄に連れてしまうところでした。最後の10分間、左ハムストリングスを感じ、左足でロングボールを蹴りたがらなくなっていました。正直、本当に運が良かったです。次の試合で必ず貢献し、何か返せればと思います。だから、ドム(逆転ゴール決めたドミニク・ドレクスラー)よ、ありがとう」

残留争いは「フェンロや昨年のサンプドリアでも経験しました」と語る吉田はシャルケは「スペシャル」と表現。「このようなクラブでプレーする機会を失うことになれば、僕はキャリアの中で、おそらくこの先何年もこのような雰囲気を味わうことはないでしょう。この雰囲気、この感情を失いたくありません」と強調し、自身の去就に触れつつ次のように続けた。

「クラブやファンたちにとって1部に残留することは非情に大事です。僕の家族にとって毎年のようにクラブを変えることは本当に難しいことです。僕の家族はちょうどデュッセルドルフで落ち着いたところなので。娘は7歳になり、状況を理解し始めています。僕たちみんな残留することしか考えていません。もちろん、ボーフム、シュトゥットガルト、ヘルタも同じですけどね。これこそ生き残りをかけた争いです」

3

なお現在勝ち点27で17位につけるシャルケは第31節マインツ戦と第32節バイエルン・ミュンヘン戦とアウェーマッチ2連戦が続くと、第33節のフランクフルトとのホームマッチを挟んで最終節では敵地でRBライプツィヒと対戦。後半戦に入ってから18ポイントを獲得したチームは最終節まで気の抜けない状況が続きそうだ。
タイトルとURLをコピーしました