チェルシーとリヴァプールの一戦はドロー…プレミア開幕戦屈指の好カードは激しい攻防戦に

プレミア

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プレミアリーグ第1節が13日に行われ、チェルシーとリヴァプールが対戦した。

今季の開幕戦では、早くも“ビッグ6”同士の直接対決が実現した。チェルシーは昨季のプレミアリーグで12位と低迷し、今季は巻き返しを狙うシーズンとしたい。初陣で激突するのは強豪のリヴァプールだ。リヴァプールも昨季はプレミアリーグを5位で終え、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)を逃していた。今季はヨーロッパリーグ(EL)を並行しながらの戦いに臨む。

今夏のマーケットで、チェルシーはビジャレアルからニコラス・ジャクソン、ライプツィヒからクリストファー・エンクンク、ブライトンからロベルト・サンチェスらを獲得。エンクンクは負傷のため離脱が発表されたものの、その他の選手たちには即戦力としての活躍が期待される。対するリヴァプールはブライトンからアレクシス・マック・アリスター、ライプツィヒからドミニク・ソボスライが加入。一方でジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョら長年リヴァプールの中盤を支えた選手たちが退団しており、新加入選手2名がどれほどフィットしているのかに注目だ。

今季よりチェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、今夏にブライトンからレンタルバックしたレヴィ・コルウィル、新加入のR・サンチェスやジャクソンらを先発に送り出した。エンソ・フェルナンデスやラヒーム・スターリングもスタメンに入り、マルク・ククレジャやミハイロ・ムドリクらがベンチから出番を待つ。一方、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は新加入のマック・アリスターとソボスライを早速スタメン起用。フィルジル・ファン・ダイク、モハメド・サラー、ルイス・ディアスらも先発に名を連ね、ハーヴェイ・エリオットやダルウィン・ヌニェスがベンチに控える布陣となった。

【スコア】
チェルシー 1-1 リヴァプール
【得点者】
0-1 18分 ルイス・ディアス(リヴァプール)
1-1 37分 アクセル・ディサシ(チェルシー)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2630bd35d6e544e6081605a42edcf6c30026c7e0

チェルシーとリヴァプールの一戦は激しい攻防戦に

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試合は立ち上がりからリヴァプールがアクセル全開でゴールに迫る。5分には右サイドでサラーからの落としを受けたソボスライがドリブルをスタート。巧みなタッチでボックス内に侵入すると、タッチが長くなったボールをディオゴ・ジョッタがダイレクトで狙ったが、シュートはわずかに枠を外れた。12分にはペナルティエリア手前からサラーが右足を振り抜くと、シュートはクロスバーに嫌われている。

直後にはチェルシーの右サイドから良いシーンを作ったものの、18分にはリヴァプールが高速のカウンターを完結させる。自陣での細かいパス回しからマック・アリスターが右サイドに展開すると、待っていたモハメド・サラーが左足で門を通すスルーパスを供給。ファーサイドに走っていたL・ディアスがダイレクトで押し込み、リヴァプールが敵地で先制に成功した。

1点ビハインドとなったチェルシーは24分、ペナルティエリア内で前を向いたジャクソンが左足でフィニッシュまで持ち込むも、シュートはわずかにゴール右へ。対するリヴァプールは30分、右サイド絞った位置で前を向いたトレント・アレクサンダー・アーノルドのスルーパスに抜け出したサラーが冷静にGKとの1対1を仕留めたものの、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。

前半のうちに1点を返したいチェルシーは37分、右サイドから強引に仕掛けたスターリングが深い位置をえぐり、マイナスに折り返すもボールは通らない。このプレーで右コーナーキックを獲得すると、跳ね返されたボールを繋いでR・ジェームズがクロスボールを供給。またもボールは跳ね返されたが、こぼれ球に反応したベン・チルウェルが頭で背後のスペースへ流し入れる。抜け出したアクセル・ディサシがダイレクトで押し込み、チェルシーが試合を振り出しに戻した。

勢いに乗るチェルシーは39分、中盤での奪い合いを制してスターリングがボールを持ち運び、E・フェルナンデスを経由してボールはチルウェルのもとへ。内側に絞ってスペースに侵入すると、飛び出してきたGKアリソンをかわしてゴールに流し込んだ。チェルシーかわずか3分弱で逆転に成功したかに見えたが、チルウェルのポジションがオフサイドだったため得点は取り消しとなっている。

なおも攻めるチェルシーは44分、右サイドの連携でR・ジェームズが縦に突破し、グラウンダーのクロスボールを送る。ニアサイドに入ったジャクソンがダイレクトで合わせたが、シュートはクロスバーの上へ外れた。前半はこのまま1-1で終了している。

後半に入っても激しい攻防戦が続く。55分にはチェルシーにチャンス。右サイドでボールを持ったスターリングが中央へ繋ぐと、E・フェルナンデスがダイレクトで逆サイドへ流す。フリーになったチルウェルが左足を振ったものの、GKアリソンがビッグセーブを見せた。

その後はチェルシーが試合の主導権を握って攻撃に出る時間が続くと、リヴァプールは66分にコーディ・ガクポとジョッタを下げてカーティス・ジョーンズとヌニェスをピッチへ送り出す。攻撃面で違いを作れる選手を投入したが、流れを引き寄せることはできず、チェルシーがボールを握る時間が続く。後半アディショナルタイムにはヌニェス、ムドリクにビッグチャンスを迎えたものの、どちらも守備陣の体を張ったブロックによりゴールとはならなかった。

試合はこのままタイムアップ。チェルシーはホームで長く攻め続けたものの、今後に期待を抱かせるドローに。対するリヴァプールも新戦力がきっちりとチームに融合しており、開幕戦屈指の好カードは事前の想像通りクオリティの高い一戦となった。

次節、チェルシーは20日に敵地でウェストハムと対戦する。一方、リヴァプールは19日にボーンマスをホームに迎える。

コメント

  1. 名無し より:

    カイセドダービーgdgdだったなw
    結局カイセドはチェルシーに決まったけどね

  2. 名無し より:

    結果はドローだけど内容はチェルシーの圧倒だったけどな
    セカンドボールほとんど拾われててリヴァプールの保持率35%だぞ
    リヴァプールはこのままいけば来期はせいぜいECLだろ

  3. 名無し より:

    リヴァプールはあそこまで進んでたのにカイセドに振られてドンマイだな
    あのポジションの1流選手とれなきゃ浮上することは100%ないからな
    ただチェルシーが裏技裏抜け移籍連発しすぎて移籍金どう調整してくのか全然わからんわ

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