ポステコグルー新体制の船出は痛み分け…トッテナム、今季初陣でブレントフォードとドロー

プレミア

1

プレミアリーグ第1節が13日に行われ、トッテナムとブレントフォードが対戦した。

アンジェ・ポステコグルー新監督率いるトッテナムの“新章”がいよいよ始まる。トッテナムは12日、長年に渡って攻撃陣を支えてきた“絶対的エース”ハリー・ケインのバイエルン移籍が正式に決定。シーズン開幕を目前に控えたタイミングで痛手となることに間違いはないが、ポステコグルー監督のもとで新たな歴史を刻むシーズンとしたい。開幕戦で対戦するブレントフォードは、昨季のプレミアリーグで躍進を遂げ、最終的には9位でシーズンを終えていた。トッテナムにとっては昨季1分1敗と勝てなかった相手とのアウェイゲームでシーズンの幕が上がることとなる。

トッテナムは新キャプテンに就任したソン・フンミンを筆頭に、今夏の新戦力であるジェームズ・マディソンやミッキー・ファン・デ・フェンが先発入り。対するブレントフォードは、イーサン・ピノックやブライアン・エンベウモらがスタメンに並んだ。

【スコア】
ブレントフォード 2-2 トッテナム
【試合結果】
0-1 11分 クリスティアン・ロメロ(トッテナム)
1-1 26分 ブライアン・エンベウモ(PK/ブレントフォード)
2-1 36分 ヨアネ・ビッセ(ブレントフォード)
2-2 49+5分 エメルソン・ロイヤル(トッテナム)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f86069f0df8ed00bbd528bcd554a050112cbc41a

トッテナムの初戦は難敵ブレントフォードとドローに終わる

2

試合は早い時間帯に動く。11分、トッテナムは敵陣ペナルティエリア左でフリーキックを獲得。マディソンの放った右足の鋭いボールをクリスティアン・ロメロが頭で沈め、幸先良くトッテナムが先制に成功した。

だが、その後はホームチームが試合を優勢に進める。23分には右サイドに流れたエンベウモがサイドチェンジのボールを引き出し、内側を駆け上がってきたマティアス・イェンセンを使うと、切り返しのフェイントでソン・フンミンに倒される。1度は流されたものの、オンフィールドレビューの結果判定が変更。イェンセンへのファウルが確認され、ブレントフォードにPKが与えられた。このPKをエンベウモがゴール左下に流し込み、ブレントフォードが試合を振り出しに戻している。

続く36分にはブレントフォードがクイックリスタートで攻撃に出る。自陣左サイドで得たフリーキックでシンプルに前線を使うと、反応したリコ・ヘンリーがエメルソン・ロイヤルを振り切ってマイナスに折り返す。最後はヨアネ・ビッセが左足でゴールネットを揺らし、ブレントフォードがおよそ10分間で逆転に成功した。

敵地で早くも逆転を許したトッテナムだったが、前半から11分もアディショナルタイムが提示されると、攻撃の手を緩めることなく相手ゴールに襲いかかる。45+3分にはペナルティエリア手前でボールを持ったマディソンがアーリークロスを送り、ファーサイドに流れたボールにソン・フンミンが反応。左足でボレーシュートを狙ったが、シュートは枠を外れた。その直後、マディソンがペナルティエリア手前でボールをキープし、ルーズボールを狙っていたエメルソンが強烈なミドルシュート。地を這うような一撃がゴールに吸い込まれ、トッテナムが同点に追い付いて前半は終了した。

後半に入るとトッテナムがシュート数を増やしていく。47分にはペナルティエリア手前で前を向いたマディソンがデヤン・クルゼフスキとのパス交換からフィニッシュまで持ち込むもシュートはGK正面へ。60分にはクルゼフスキの放ったミドルシュートのこぼれ球をソン・フンミンが左足で合わせたものの、シュートはGKに阻まれる。64分にはリチャーリソンがフィニッシュまで持ち込んだが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

試合はこのままタイムアップ。後半は両チームともに悪くないシーンを作りながらゴールネットを揺らせず、試合は2-2のドローで終了した。ポステコグルー新体制の船出は引き分けという結果になっている。

次節は19日に行われ、トッテナムはホームでマンチェスター・ユナイテッドと、ブレントフォードは敵地でフルアムと、それぞれ対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    久しぶりにTOTの試合通してみたけど、ソンの一番よかった時と比べるとシュート力が比べ物にならないほど落ちてる気がするわ
    ケインの不在も大きすぎるな

  2. 名無し より:

    ボステコサッカー浸透するまで時間かかりそう
    カウンターばっかりだったからしゃーないが
    ビスマ良かった何で今まで使われなかったんだ?

  3. 名無し より:

    ケインの存在がなあ。
    昨季まで 敵チームの視線をケインが引き付けていたが
    今季からはスペシャルな選手がいないので普通にマークすれば良い。
    そしてポステコサッカーは走る走る 多分はまらないまま終演を迎える。

  4. 名無し より:

    ソン・フンミンの顔はアップでは見たくないなぁ、キツい。

  5. 名無し より:

    リシャルリソン4~5回チャンス潰してたからここと
    幅とった状態で突破力出せないソンフンミンのとこ
    ここどうするかじゃないすかね

  6. 名無し より:

    ビスマ良かったなぁ。前の引きこもりカウンターから攻めるサッカーに変わってて、そこは期待したくなった。どこまでボスのサッカーを待てるかだけど。

  7. 名無し より:

    セン・パンミンで草

  8. 名無し より:

    強い相手に4バックで守り切れる守備力じゃないと思うが・・w

  9. 名無し より:

    リシャルリソンとソンフンミンのポジション入れ替えてもいいんじゃね・・・?という感も正直ある

  10. 名無し より:

    ケインが居なくなった事により、個の力は減ったかも知れないがポステコのサッカーはし易くなったかもね。

  11. 名無し より:

    守備に関してはこれ以上戦術でどうこうなる問題じゃない気がするし向いた選手に入れ替えてかないと結果に関しては難しいだろうな
    楽しい試合はするだろうけど

  12. 名無し より:

    明らかに1人足を引っ張ってたな

  13. 名無し より:

    ソンは韓国内ではどうか知らないけど、欧州基準じゃ足元のテクニックが無いからフリーの状態じゃないと基本シュートが決まらないレベルでケインや他の仲間の要介護有りきでフリーになっての点取り屋だったから今後も厳しいでしょ、起用方法が限定されるから。怪我する前だって起用方法少なかったのに怪我して走れなくなったから更に起用法が限定されちゃってるしね。

タイトルとURLをコピーしました