
現在21歳の上月は、2021年1月に京都サンガF.C.から退団したミッドフィールダー。ドイツ5部のデューレンに渡り、夏からは4部シャルケIIでプレー。今季これまでリーグ戦14試合で8ゴール5アシストを記録するなど攻撃力を発揮すると、トップチームが先日臨んだラピッド・ウィーンとハイドゥク・スプリトとのテストマッチでもそれぞれ得点をマークし、トーマス・ライス監督も年明けからのトルコ合宿に帯同する可能性を示唆した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a18d56e464a67373c9b11fc460cba9bfcec187f7
年明けからトップチームの一員に?

同紙は、下部リーグとはいえ上月がドイツの地でこれまで残した成績について「25試合で23ゴールに関与した」とも紹介。加えて、今年1月にはすでにブンデスリーガクラブ入りの可能性があったものの育成費がネックとなり移籍が実現しなかったことを紹介しつつ、「だがコウヅキはすでにドイツ行きを決心していたため、5部経由の寄り道を選択した」と挫折を乗り越えるだけのメンタルを有するとも伝えられている。
記事ではさらに、同選手の代理人を務めるルーカス・ゲッツ氏のコメントも紹介。「ソウイチロウは現在ドイツのクラブサッカーにおいて不足している要素を数多く備えている。特に彼が持つテンポとテクニックの組み合わせはとんでもないほどの武器だよ」とする同氏だが、エージェントとしては「我々の考えは基本、ソウイチロウに最低でも2部でプレーさせることだ」とし、ブンデスリーガ1部・2部クラブとの契約を目指していることを強調した。


